キャッシングには総量規制というのがあることを知っていますか?
キャッシングを利用したい方は、総量規制という言葉を聞いたことがあるでしょうか?言葉だけは知っているけど、なんのことなのかわからないって人や、総量規制という言葉すら知らなかったって人も多いのではないでしょうか。
この言葉の意味を理解していないと、いざ借り入れをしようとした時に、総量規制に引っかかって借り入れできない、なんてこともありますから、これを機に、どういったものなのか知っておきましょう。
総量規制とは、簡単に言ってしまえば、自分の年収の3分の1までしか借り入れをできないという決まりです。これは法律で定められています。なぜこのような規制があるのかというと、この規制によって借り過ぎを防ぎ、破産するのを防ぐためです。
ここで注意しなくてはならないのは、1つの消費者金融で借り入れをできるのが年収の3分の1ということではなく、全ての消費者金融からの借り入れの合計が3分の1まででなくてはいけないということです。
たとえば、年収が300万円の方であれば、それぞれの消費者金融で100万円ずつ借りることができる、というのではなく、すべての消費者金融からの借り入れの合計額が、100万円までに制限されるということになります。
また、この総量規制は個人向け貸付け、と呼ばれる、個人に対する貸付けの時にだけ適用されます。個人向け保証や法人向け貸付け、法人向け保証、などの場合には適応されません。難しい言葉でよくわからない!という方が多いでしょうが、一般に消費者金融でお金を借りる場合はほぼ個人向け貸付けですから、総量規制があると思っておきましょう。